動かしてみよう

ではインストールしたPythonを動かしてみましょう。

対話モードでの起動

Pythonには、対話的にプログラムを入力、実行できる対話モードがあります。まずは、対話モードを使ってみましょう。

Windowsの場合はコマンドプロンプトから、MacOSX、Ubuntuの場合はターミナルから python と入力してEnter(またはReturn)キーを押します。

_images/python_shell.png

Python対話モードの起動

正常に起動した場合は、Pythonのバージョンと >>> という文字(プロンプト)が表示されます。

Note

コマンドプロンプトは、WindowsXPの場合はスタートメニュー(Windowsキーを押せば表示されます)の「ファイル名を指定して実行」から cmd と入力してOKすることで実行されます。 Windows7の場合は、スタートメニューの検索で cmd と入力すれば候補に出てくるため、それを選択して実行できます。

Note

MacOSXのターミナルは、「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」で起動できます。

プロンプトが表示されている状態になれば、Pythonのプログラムを入力できます。

対話モードでプログラミングする

まずは「1 + 2」を計算させてみましょう。 >>> の後ろにカーソル位置がある状態で、 1 + 2 と入力し、Enterキーを押します。

_images/python_shell_calc.png

Python対話モードで「1 + 2」の計算

計算結果の「3」が画面に表示され、再度プロンプトが表示されます。

次に「Hello, world!」という文字列を画面に表示してみましょう。プロンプトに print("Hello, world!") と入力してEnterキーを押します。

_images/python_shell_print.png

Python対話モードで「Hello, world!」と表示

画面に「Hello, world!」と表示された後、再度プロンプトが表示されます。

このように対話モードは、Pythonのプログラムを逐次入力して実行し、結果を表示できます。

対話モードを終了するには、 exit() と入力して実行するか、 Ctrl+D キーを押します。

_images/python_shell_exit.png

Python対話モードの終了

次は

これでPython対話モードを使うことができるようになりました。次はこの対話モード上で、Pythonのいろいろな構文を使ってみましょう。